@particle30

惑星イオはどこにある

コミティア121参加について

 

膨大な時間を置かなくてはブログ記事が書けない呪いにでも侵されているのか?

 

 

 

というぐらい前(※一ヶ月前)の話になってしまいましたが、コミティアに参加しておりました。

 

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以前の文フリとはうってかわって、フォロー関係にある皆様との交流がメインだったように思います。

とはいえあたらしく一期一会に本を手に取ってくださるかたもいらっしゃって、とてもたのしい参加になりました。

が、明らかに一般参加のほうが楽しそうでしたのでたぶんもう出ることはないと思います…………(ほかのブースに行きたくて行きたくて仕方がなかった……)

 

設営直後は会場の雰囲気を見るために席にいましたが、十五分ほど待ったところで、早めに回ったほうがよさそうだな!! と気づき午前中はずっと離席しておりました。

 

会場直後、どどどーーーっと走っていく人がいて、Ohこれはさすがに文学フリマでは見なかった光景だな……と思ったり……よくもわるくも文学フリマはゆったりしたイベントだったように思います。規模の問題もあるかと思いますが。

 

また、前回はわりと飛ぶように売れていった(ありがたいことです……)ので結構あわただしく、何時にいくら売れた~とかもあまり記録できなかったのですが、今回はゆっくりお知り合いのかたにも手に取っていただきながら……という感じでしたので、周りを見る余裕やブースに来ていただいた方と楽しくお話する時間もたっぷりあり、これぞイベント参加という感じがいたしました。

 

お菓子や本をお持ちくださったかたも多く、イベント時間中ずっと楽しく過ごせました。ほんとうにありがとうございました!

 


今回は、5月の文学フリマにも持っていった「標本」を再度刷り、あとコピー本を2冊持っていきました。

 

■「標本」

いままで書いた小話を寄せ集めた短編集になります。
自分が好きな作品を詰め込んだので私としては結構好きなのですがちょっと濃い感じもありつつ。

 

送料が高いのですが、いちおう通販しております。

particle30.booth.pm

ためし読みはこちら。

estar.jp


あと、ありがたくもTwitterでいただいたご感想をこちらのモーメントにまとめてあります。

COMITIA121「標本」

 

こちら「標本」は、かなりの数刷ったのでたぶん生涯在庫はなくならないと思います。
11月の文フリにも持っていきますので、よろしければぜひ!

 

■コピ本「三点コーナーと赤い糸」

こちらは「夜明けのコーヒー企画2」に参加させていただいた作品の分量を増やしたものとなります。

 

夜明けのコーヒー企画様はこちら。力作ぞろいですのでよろしければ。

夜明けのコーヒー企画2|TOP

 

加筆した、というよりは、続きを書いた、という感じで、企画に出させていただいた作品は、「夜明けにカップル二人で飲むコーヒー」がテーマだったためそこに重点を置いて、最後にちょっとだけ自分らしさを出して終わらせたのですが、その甘め展開を『上』と位置づけ、その後のふたりの軋轢を書いた『下』を付けて、コピー本として出しました。

 

なので、『上』『下』でかなりテイストの違うものになっています。『上』だけでも『上』『下』合わせてでも、どちらでもそれなりに楽しめるものが書けたように思います。

 

■コピ本「ALPELF」

こちらは現在書いている「アルプエルフ」の第一幕のものになります。

「アルプエルフ」は全三幕の物語として書いておりまして、最終的に完成版として出すときにはもう少し全体との味付け調整をするため加筆を加える予定ですが、現時点でもいちおうの作品としての体裁はできていたので本にしました。

ネット上で公開していたとき反応がよくなかったので、印刷するにあたり、冒頭部分にちょっと目をひきそうなプロローグを追加しました……が、もう少し惹きのあるものが書けたら差し替えたいところ。

 

プロローグなどなど加筆前の作品ですが、WEBではこちらに載せております。(リプライツリーで。)

https://twitter.com/particle30/status/863479238338396160

 

https://twitter.com/particle30/status/863479238338396160

全体的にもう少しうまく書きたいのですが、現状だとこんなところでした。なんというか「物語」を書く手腕のようなものが圧倒的に不足しているのを最近感じていて、ただしいやりかたなのか分かりませんが、短編をいくつも書いていこうと思っています。いつかしっかり製本して世に出せますように。

 

 


また、二つのコピー本は、せっかく手刷りするのならなにか特別なことをしたい……! と思い、表紙や印刷紙、タイトルの書き方などをどれも少しずつ変えてあります。世界で一冊の本、というやつ……まあ、表紙が違うだけですが!

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なかなか楽しかったです。

 

 

最後に部数について、イベントに参加される方の参考に多少なると思うので、書き記しておきます。(あまりそういうことを書くのはなあと思っていたのですが、自分に置き換えてみると、わたしは参加前、そういったブログをいろいろと探しかなり勉強させていただいたので……。)
今回は20部を越えるぐらいでした。やはり漫画のイベントなのかなあ、という感じがあります。

 

11月の文フリでは、アルプエルフ、あるいはキス・ディオールの物語を製本してきっちり持っていきたいのですが、なかなか難航しておりまして、また短編集になってしまうかもしれません。


ただ、基本的にはなにか新作をもって行きたいという想いではおりますので、どうぞ次回も宜しくお願いいたします。