2018年に読んだ本のはなし
2018年に読んだ本のはなし。
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2018年の「最高の十冊」を決めることには意義がある。毎年スクラップするように「最高の十冊」を決めていくことには意義がある。スタンプを押すみたいに毎年の好みを記録しておくことで、後から振り返ったときに、きっとその遷移になにかを見つけることができるはずだと信じている。
よかった本について語る前に、2018年に読んだ本をすべて書いておこうと思う。
2018年に読んだ本
- わたしを離さないで
- 日の名残り
- いなくなれ、群青(階段島シリーズ vol1)
- その白さえ嘘だとしても(階段島シリーズ vol2)
- 汚れた赤を恋と呼ぶんだ(階段島シリーズ vol3)
- 凶器は壊れた黒の叫び(階段島シリーズ vol4)
- 夜空の呪いに色はない(階段島シリーズ vol5)
- ベイビー、グッドモーニング
- スカイ・クロラ
- ナ・バ・テア
- ダウン・ツ・ヘヴン
- フラッタ・リンツ・ライフ
- クレィドゥ・ザ・スカイ
- 死に至る病
- アルジャーノンに花束を
- Dear Enemy
- 十角館の殺人
- 図書館戦争 1巻
- 今夜、君に殺されたとしても
- 今夜、君を壊したとしても
- なりたい(しゃばけシリーズ)
- 流星ワゴン ※読後、感想記事を書きました。
- 君にさよならを言わない
- 君はどこにでも行ける
- リテラルシンキング
- 死刑のすべて
- ガルシアへの手紙
- 源氏物語 1巻
※商業書籍として読んだ本と、オーディオブックとして聴いた本のみ記載しています。(青空文庫や同人誌は記憶がおぼろげすぎるのと、記載されたくないという方もいらっしゃるかもしれませんので省きました)
※多読よりは特定の本を何度も読むタイプなのでここに書いていない読書分の方が多いのですが、「初読」もしくは「10年ぶりに読んだ」本を記載しています。
計28冊でした。(他にも漏れがありそうです)
良かった本
「わたしを離さないで」「死に至る病」は、人生で読んだ本のベストテンに入るほどの素晴らしい本でした。
また、階段島シリーズとスカイ・クロラシリーズも大変美しく感銘的でした。
図書館戦争も、いままで読んだことがありませんでしたが、たいへんよかったです。一冊切りしているように見えておりますが、ぜひ2019年は続き読みたいなあと。。
あとはDear Enemyもなかなかよかった。十角館の殺人も、序盤とくにワクワクして面白かったです。
アルジャーノンに花束をは、十数年ぶりの再読でしたが、子どものときには分からなかったことも感じられるようになっていて、とても味わい深い一冊でした。
2018年時点のベストテン
「魔性の子」
「屍鬼」
「わたしを離さないで」
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」
「こころ」
「ひらいて」
「孤島の鬼」
「若きウェルテルの悩み」
「月と六ペンス」
「死に至る病」
色々と悩みましたが、こうなる気がします。
2019年に読んだ本の中からは「わたしを離さないで」と「死に至る病」とが入りました。10本の指の中に入るような本と、これからも毎年出会い続けていられたら、と思います。
2019年は、古典や名作、もしくは商業的に成功している現代作家の本などを読みたいなと思っています。